COVID-19パンデミックによって、国際ペット見本市の参加者とペット用品業界の利益のために、ドイツ・INTERZOOの主催者、WZF（Wirtschaftsgemeinschaft Zoologischer Fachbetriebe GmbH）、およびイタリア・BolognaFiere SpA、ZOOMARKの主催者 インターナショナルは、それぞれの隔年イベントを1年延期すると発表していたが、この程開催日が正式に決定した。 INTERZOOは2021年6月1〜4日に、ZOOMARK INTERNATIONALは2022年5月9日〜12日に開催される。
I NTERZOOの名誉スポンサーであるドイツのペット産業貿易協会（Zentralverband Zoologischer Fachbetriebe eV、ZZF）の会長、Norbert Holthenrich氏は次のように語っている。
「現在直面しているような危機の影響で、経済回復の過程で業界をサポートすることは、協会および公正な主催者としての私たちの義務です。私たちの出展者は、INTERZOOサイズのイベントの隔年のリズムは理想的であり、したがってそのままであると信じています。私たちは、両方の見本市が1年間延期されることにより、業界全体に大きなメリットがもたらされると信じています。」
一方の ZOOMARK INTERNATIONALのボローニャフィエールのゼネラルマネージャー、アントニオブリュズゾーン氏はこう語る。
「COVID-19の緊急事態のため、国際見本市のカレンダーは大幅に変更されました。そして今日、これまで以上に、見本市主催者は、企業に新しいツールを提供し、ビジネスの再開のためのさらに鋭いサポートを提供し、機関、企業、団体と密接に協力して取り組んでいます。国際的な規模で統合された経験を持つ見本市オーガナイザーとしての私たちのノウハウは、2022年にボローニャでZOOMARK INTERNATIONALに参加されるペットセクターの企業に、国際的な高度な生産の最良の提案の幅広いビジョンが提供できるでしょう。私たちが直面している緊急事態はビジネスに新たな刺激を与える可能性があり、今後2年間で経済は安定し、特にイノベーションインデックスが最も高い企業に報いると確信しています。」
それぞれの見本市をそれぞれ1年間延期することは、WZFとBolognaFiereにとって、最良の選択であり同時にペットセクターをサポートするための合理的な手段であったという。
両主催者は、困難な時期にこのような重要な決定を下したことで、業界が被る経済的損害を最小限に抑える手助けになることを期待している。